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地方から芸能界への希望者へ。。

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今日も宮田です。



今回のお話は

『地方から芸能界を希望する人たち』 への内容です。




始めに厳しい内容から書きます。



・芸能界の中心は東京です。

・作品撮影もファッション誌の発刊も大多数が東京です。




この上記2点は10年先の未来でもきっと大きくは変わりません。



「キー局」と言われる全国ネット放送網をもつTV局(フジ・TBS・テレ朝・日テレ)は東京にありますので、
全国(メジャー)仕事は東京が中心となっています。


キャスティング会社も、映画監督も、撮影環境も東京に全て揃っています。



ご存知のように、

地方でメジャー仕事を受けることは困難な環境であり、

地方で芸能界を希望する人たちは、既にハンデを背負ってます。



更に、



学生であれば、少なくとも高校を卒業するまで地方に住まなければならないこともあり、


東京近郊の関東エリアの人に比べると、チャンスも限られます。



ただ、絶望するほどのハンデではありません。

(大きなハンデであることは違いないのですが。。)



なぜなら、

現に、芸能界では多くの地方出身者が活躍をしています。





大手プロダクションを含め、東京にあるプロダクションは

「地方在住の所属者」へ、どうチャンスへ導くか?

ということを少なからず考えています。


が、「移動時間の問題」と「金銭的な問題」から、なかなか有効な方法はありません。




ただ、悲観はしないで下さい。



東京近郊の関東在住者の多くも「レッスン」に費やす時間や期間が必要です。


レッスンに関しては地方であれ、良い環境に巡り合えれば可能です。




その期間にどれだけ成長が出来るのか?





変に焦り、実力が中途半端な状況で東京へ行っても

東京でまたレッスンなどの時間を要することで、更に焦る悪循環になることもあります。


それらは家族やお金の問題もありますので

プロダクションの立場としては、

未成年者は家族の話し合いで決まったことに協力をする。


というスタンス以上は何も出来ません。



僕が言えることは、



地方に居なければいけない時に

「実力」「技術」だけは勝手な上限を自分で決めずに、

上げられるだけ上げて下さい。



東京で求められる人材は、「才能」と「即戦力」です。



プロダクションも「仕事」としてタレントを集めていますので、

「仕事が出来るレベルじゃ無い希望者」に用はありません。



要は、

仕事に結びつかない人材は所属することも難しいということです。


それは、

芸能プロダクションは「夢の為の慈善団体」では無いからです。




(俗にいう「金の卵」は別話ですので、その話はいつか書きます。)





ここで少し、あまり誰も言いたがらない現実を書きます。




『ルックスだけで勝負が出来る』


と、思っている方にとっては厳しい現実です。




女性で言えば、北川景子さん、佐々木希さんレベルの顔面偏差値+スタイル。

男性で言えば、岡田将生さんレベルの顔面偏差値+スタイルが必要です。



ルックスが上記の方々に及ばなければ、

ルックスの他に芸能界で仕事となる武器を身に着ける必要があります。

(上記の方々もルックスだけでは無く、武器を備えています)




更に、


ルックスが上記の方々に「少し劣る人達」で溢れかえっているのが芸能界でもありますが、


溢れかえっていますので「成功が一番難しい」人達でもあります。


ルックスが少し良いからと、安易に芸能界が夢である人こそ、相当な努力が必要です。



そして、


ルックスに自信がある人達は 変なプライドから努力を怠る傾向がありますので、


それらの状況をチャンスと思うのであれば、武器となる実力を身に着けて下さい。






また、上部にも書きましたが。。




「全国ファッション誌」も大多数が東京で発刊をしています。



もちろんファッション誌の撮影も都内がほとんどです。

(ファッションブランドのプレスが東京に集中していますので)



九州をはじめ地方では全国流通の「ファッション誌」を発刊していません。



必然的に、

地方のモデルは正確に言えば「ファッション誌モデル」ではありません。



僕の知る限り、



全国ファッション誌の専属モデルであり、


福岡在住のファッションモデルは2名だけです。


(地方モデルの多くは「ブライダルモデル」「広告モデル」というモデル仕事が大多数となります。)




こういった状況も「地方在住のハンデ」となる要因です。





厳しい現実しか書いてないので。。



次は、希望を書きます。






俳優・女優という仕事は、「演技力」が必要です。


これらの育成も東京が恵まれた環境であることに変わりありません。




東京で「今」必要な求められる演技や、監督の好み、時代にあった演出。


こういった近況が分かる状況も東京が有利です。




また、東京では作品撮影を常にどこかで行っているほど、実践で学べる環境も整っています。



それに比べ、地方での作品撮影は極小です。



総合的に、東京に勝る環境は何もありません。





では、地方で何が出来る?





東京に出られる環境や時期が揃うまでの間に、


「東京エリアの同世代に負けない演技力を養うこと」


「必要とされる個性を磨くこと」


「無駄遣いをせずに、1円でも多く蓄えておくこと」



僕は地方でも東京エリアで育成期間を過ごす人たちに勝てる実力を養うことが出来ると
実績も証拠に敵うと思っています。




東京エリア在住の人たちも演技力が無ければ仕事に就けません。



地方に住む人と同じように育成は時間が掛かります。



で、あれば勝てる実力を養うことに集中してください。




焦りがある分、地方の子たちの方が意気込みも強いと感じています。




東京に出れらた時に、思う存分に発揮してください。





演技ワークショップを卒業した先輩たちは東京で戦い、


そしてチャンスを掴んでいます。






ハンデがあるのは当然です。




世の中は不公平なものです。



どんな家庭も同じではなく、様々な問題をもっています。




公共性の高い新幹線ですら「グリーン席」があるように、


当たり前に世界は不平等なのです。




芸能界は特に不公平が分かりやすい世界です。



この「不平等」「不公平」であることを認識することも成長と思います。




だからこそ、




オリジナルである自分を信じて、家族を信じて



今、出来ることを、

今の自分の全部をつかって考えて、考え抜いて

今やれることをしっかりやる。


それだけは怠けないで下さい。




今、出来ることすら「やらない」人は、

最高の環境が整っても怠ける人です。






世の中には「言い訳の材料」なんて、いくらでもあります。


自分に都合よく「問題点のすり替え」だって、材料はいくらでもあります。


そこに甘える人が大半です。



ならば、大半に入らない人間になるだけでも1歩前に出られます。




本当の意味での「本気」であるならば、やれるはずです。






僕は常に次の世代で活躍できる可能性を探しています。

そして、

多くの芸能プロダクションは常に次の世代で活躍できる人材の開拓をしています。





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